主催事業の様子

講義「縄文時代の生活」・自然散策「どんぐり拾い等」・実習「どんぐりビスケットづくり」(大人の自然学校)

大人の自然学校
2018/12/01

県立考古博物館学芸員の新田先生から、遺跡調査の結果
をもとにした縄文時代の生活の様子を解説していただきました。
様々な写真を見て、当時にタイムスリップしたかのような思いになりました。

服部校長先生の案内で、施設内を散策しました。
どんぐりの数が少なかったですが、
見付けると大きな喜びを感じました。他にも「ネズ(ジン)」
「マツカゼソウ(柑橘類)」等の香る植物探しを楽しみました。

まずは「どんぐり粉づくり」に挑戦しました。こつこつと殻を取り除きます。
手際よくたくさんの数を取り出すことに成功しました。
最も手間のかかる渋み成分(水溶性)を抽出する工程にもチャレンジしました。

どんぐり粉、砂糖、つなぎ用の卵白をそれぞれ計量し、生地を作ります。
オーブンで焼き上げると、見事、ビスケットの完成です。
試食タイムでは、素朴な味わいを確かめながら、縄文時代の人たちの
食文化に思いをはせることができました。