主催事業の様子
令和3年度「自然学校講座(指導者入門)」
【講義・演習「兵庫型『体験教育』とは」】
開講式の後、兵庫県が推進する兵庫型「体験教育」の概要や
自然学校推進事業について、講義を通して理解を深めました。
【講義・実習「救急救命法」】
いざという時に備えて、目の前にある命を1秒でも早く救う
ため、胸骨圧迫、AEDの使い方を中心に実習しました。
【講義「自然学校・野外活動における感染症対応について」】
2日目は朝来健康福祉事務所の保健師の方から、自然学校や
野外活動における感染症対応についてご講義いただきました。
新型コロナウイルス感染症やマダニによる感染症について最
新の知見を学びました。
【実習「自然体験活動と自然観察」】
服部学長先生と施設内を散策し、植物の香りや味を楽しみな
がら自然観察を行いました。実習を通して、五感を働かせて
自然に親しむ大切さを学びました。
【講義「自然学校・野外活動におけるリスクマネジメント」】
天理大学の蓬田高正先生からリスクマネジメントについて講
義をしていただきました。過去の裁判事例の検証や危険予知
の実習などを通して、指導者の負う責任について学ぶことが
できました。
【実習「キャンプファイヤーの基礎基本」】
高砂市レクリエーション協会の梶原好博会長からキャンプフ
ァイヤーの基礎基本を学びました。ファイヤーの意義や薪の
組み方、盛り上げるためのゲームなど、実際に体験すること
で深く学ぶことができました。
【実習「野外炊事指導の基礎基本①」】
3日目は、野外炊事指導の基礎基本を学びました。まず、薪
割りや火おこしを体験しました。指導者の目線で、刃物や火
気の扱いの注意点を確認しました。
【実習「野外炊事指導の基礎基本②」】
活動班ごとに、それぞれ役割分担をしてカレーを作りました。
かまどでの薪の組み方、火加減、飯ごうや鍋の配置など、実
際にやってみることで一層理解が深まりました。
【閉講式】
3日間の講座を振り返った後、閉講式を行いました。森山校
長先生から受講生代表に修了証が授与されました。26名の受
講生全員が無事に全日程を修了することができました。