主催事業の様子
令和3年度 第2回「遊友体験活動」
【はじめの会】
「大屋根広場」で服部学長のあいさつの後、学長を含む本日の講師である朝来山里山クラブ会長の山本さん、本校職員の増田さんの紹介がありました。その後、2つのグループに分かれて“夏の生き物さがし”に出発しました。
【じゃぶじゃぶ池にて】
昨日の雨か、当日の曇り気味の天候の影響のためか、多くの生き物たちは岩陰や土の中に潜んでいるようでした。じっくりと観察していると、ゆっくりと姿を現すサワガニなどを発見することができました。
【雨乃宮の池にて】
池脇の木々の枝には、綿菓子のようなモリアオガエルの卵塊が鈴なりにぶら下がっていました。数日前までは、もっとたくさんあったそうです。池の中をじっくり見ると、オタマジャクシがたくさんいました。【けろトープにて】
トノサマガエルやアメンボなど、たくさんの生き物がいました。今回は、体長 約10センチメートルのドジョウも見つかりました!!潜りやすい泥土で、餌となる生物(動植物プランクトン等)が豊富な環境であることがわかります。
【水辺の生き物の観察】
服部学長から「これは何という生き物でしょう」という質問があり、「アカハライモリ」と正確に名前を答えた子がいました。生き物のことをとてもよく知っていて、周りからは「すごい。よく知っていたね」と感心の声が上がりました。
【人工の穴を利用する動物の紹介】
トレイルカメラに記録された映像を見てみると、動物たちの生活の様子が映っていました。普段ではなかなか見ることがない光景であったため、参加者の皆さんの視線は、映像に釘付けになっているようでした。
【ふりかえり】
「自然観察館」で、講師の先生方から見つけた生き物の名前や特徴を説明していただきました。今日だけで約30種類の生き物が見つかりました。お家に持って帰っても大切に育ててくださいね(絶滅危惧種は、観察後、池に返しました)。
【おわりの会】
森山校長から「今日の生き物さがしで気づいたことや、知ったことを今後の学びにつなげていってください。小学5年生になった時には、自然学校で本校をご利用ください」とあいさつがありました。みなさんの今後のご利用をお待ちしています。