主催事業の様子
令和5年度 自然学校講座(8/23~8/25)
開講式 服部学長あいさつ
服部学長から自然体験、直接体験の大切さ、五感を使って自然にふれる体験が子どもに与える影響についての話等があり、3日間の講座が始まりました。
実習 自然体験活動と自然散策
服部学長の案内で校内を散策し、ミツマタ、タデ、クロモジ、フジバカマ等についての説明を受け、具体的に五感を働かせて自然に親しむ方法を学びました。
講義 兵庫型「体験教育」とは
講義 指導補助員の心得
兵庫県が推進する兵庫型「体験教育」の概要や自然学校推進事業、そして指導補助員の心得について理解を深めました。
実習 キャンプファイヤー指導の基礎基本
兵庫レクリエーション協会理事 梶原 好博 氏
ガリバーさん(梶原氏の通称)を講師に招き、キャンプファイヤーの意義や目的、火床の木の組み方等、指導者の視点より、キャンプファイヤーについて学びました。
実習 アクティビティ「隠れ家づくり」指導の基礎基本
巻き結び、角縛りといったロープワークを学ぶことから始め、安全に配慮しつつ、児童の目線に立ち、想像力を活かした「隠れ家づくり」を体験しました。体験する事で、これからの指導におけるポイントをつかむことができました。
講義・演習 自然学校・野外活動におけるリスクマネジメント
天理大学 准教授 蓬田 高正 氏
蓬田先生を講師に招き、事故を招くヒューマンエラー、「ミステイク」を減らすためのリスクマネジメント能力の向上、「スリップ」を減らすためのマネジメント能力などについて、判例をもとに演習をしながら学びました。
実習「野外炊事指導の基礎基本Ⅰ」
「マイギリ式」の火おこし器、ヒキリ板、麻ひもをほぐした「鳥の巣」を使って火おこし体験をしました。ボタン1つで火がつく現代の生活。火の大切さ、火をおこす苦労についても考えました。
実習「野外炊事指導の基礎基本Ⅱ」
子どもの自主性・主体性を尊重する、達成感や成就感を味わわせるなどの「野外炊事のねらい」、服装、けがや火傷の防止、食中毒予防などの「安全指導」について確認し、かまどでカレーをつくり、ご飯を炊きました。
全体総括
3日間の内容について、活動班、受講生全員で振り返りました。気づいたことや感想等を共有することで、新たな気づきがあり、受講内容を深めることができました。
閉校式
田村校長から、3日間の講座、本校の取組などについての話があり、その後、受講生代表に修了証が授与されました。