主催事業の様子
令和6年度 自然学校スキルアップ研修
開講式
開講にあたり西岡校長から兵庫型「体験教育」、本校の概要、本研修の意義等について話がありました。挨拶の後、オリエンテーションを行い、研修がスタートしました。
選択実習
①「五感を使った自然にふれる体験活動~ 自然散策と小枝の鉛筆づくり ~」
本校職員の解説のもとに校内を散策し、香りをもつ植物を中心に学びました。散策の際に拾った小枝を活用したクラフト、鉛筆づくりを行い、児童と同じようにワクワクする気持ちを体験しました。
②「仲間と協力する主体的な体験活動~隠れ家づくり~」
隠れ家づくりを体験しました。出前事業(事前学習)の一つとして行っている、ロープワークから学びをはじめました。安全に配慮した組み方、子どもの創造力を活かした広げ方等を体験しました。
③「活動のつながりを意識した体験活動~もみじがりからの紙すき体験~」
校内を散策し、もみじの葉を集めることによって自然とふれあうだけではなく、もみじの葉の多様さを知ることで、生物多様性について学ぶことができました。さらに、紙すき体験では採取したもみじをすきこむことで、つながりのあるアクティビティを体験しました。
演習
自然学校プログラムデザイン①
講義では、兵庫型「体験教育」について、プログラムデザインの作成手順等についての説明を聞きました。その後、児童の実態をもとに自然学校終了後にめざす子どもの姿を思い浮かべ、活動のねらいを明確にした4泊5日間のプログラムを班別に作成しました。
自然学校プログラムデザイン②
ワールドカフェ方式で行った交流では、班の代表者がグループで考えたプログラムを説明しました。別班の参加者は熱心に説明を聞くとともに、積極的に質問し、多角的な視点でプログラムについて深く考えることができました。事後のアンケートには、プログラムについて他の方と意見を交流する機会が今までなく、とても参考になったとの記述がありました。
閉講式
山本指導課長から、ねらいが明確でなければ学びのない活動を児童にさせてしまいかねないなど、活動にねらいを持たせることの重要性について話がありました。さらに、今後の自然学校プログラム作成にあたり、本日の研修成果を活かしていただくよう願いが述べられ、研修を閉じました。