主催事業の様子
平成30年度自然学校講座(指導者入門)
塚本副校長から受講生に向け「様々なアクティビティを通
し、指導補助員としての資質能力の向上につなげてくださ
い」との挨拶がありました。
五感を通して自然を感じると、その雄大さを感じるととも
に、生命をいただいている感謝の想いが沸き起こってきま
す。嗅覚を使って様々な香りの植物を楽しみました。
きつねコースに足を踏み入れ、『まき結び』『角しばり』
の結び方の練習がスタート。「しっかり結べているかな?」
と強度を確かめます。
2班に分かれて遊具づくりに挑戦しました。支えとなる柱
を2本組にして強度を高め、眺めのいいロフトが完成しま
した。
「ちょうど正三角形の空間がある」と木と木の間を利用し
て何やら組み立てが始まりました。見事、らせん階段がで
きあがりました。どんどん上に登ってみたくなりました。
『火おこし体験』をしながら「この場面では実際に子ども
たちにどういう声かけをするだろう?」とイメージを高め
ていきました。
2日目は関西学院大学の甲斐知彦教授からリスクマネジ
メントについて講義をしていただきました。事例を通し
て楽しい活動の中に潜む危険についてお話しいただきました。
実際のアクティビティを体験しながら危険を探っていき
ました。受講者一丸となって楽しみながらも、しっかり
とリスクマネジメントについての理解を深めました。
高砂市レクリエーション協会の梶原好博会長からキャン
プファイヤーの基礎基本を学びました。実際に点火して
雰囲気を感じつつ、運営の仕方を学ぶとともに安全面に
ついて意識を高めていく機会となりました。
飯盒で美味しくご飯を炊くコツや、火力調整の仕方などを
確認しながら、3日目のお昼にまとめの野外炊事を行いま
した。「今後指導していく際のイメージを高めることが
できた」と言いながら美味しくカレーをいただきました。
3日間の自然学校講座を振り返りました。指導者としての
心構えや今回の講座で学んだことを発表しました。学びを
共有することでさらにスキルアップできました。