主催事業の様子

開校30周年記念 令和6年度 第1回「遊友体験活動」

遊友体験活動
2024/06/29

【はじめの会】

西岡校長のあいさつで、

開校30周年記念 第1回「遊友体験活動」

初夏の里山を楽しもう!~夏の生き物さがし~

がスタートしました。

 

【生き物さがしのこつ】

まずは、講師の波多野さんから、虫取り網の使い方など、

生き物さがしに大切なこつや気をつけることなどの説明を受け、

いよいよ散策開始です。

 

【けろトープでの生き物さがし】

けろトープには、アカハライモリやメダカ、おたまじゃくしが

泳いでいました。

その上には、シオカラトンボが飛んでおり、参加者は、水中や

空中に網を伸ばして生き物を捕獲をしようと夢中になっていま

した。

 

【オニヤンマとシオカラトンボの羽化に遭遇】

参加者が生き物さがしに夢中になっているところ、茂みの中や

木の枝には、ひっそりとトンボが羽化していました。

波多野さんがおっしゃるには、「オニヤンマは羽化まで3年か

かり、水質が非常に重要なため、羽化が見られるということは、

3年間水質が保たれているという指標になる。」と解説がありました。

(シオカラトンボの羽化)

(オニヤンマの羽化)

 

【じゃぶじゃぶ池での生き物さがし】

池にいる生き物と、そばを流れる沢にいる生き物を探し、観察

しました。

すばしっこくてなかなか捕獲は難しいですが、清流に棲むと言

われる貴重なナガレホトケドジョウもいました。

     (捕獲したナガレホトケドジョウ)

【ふりかえり】

本日捕まえてきた、陸に棲むバッタ類やマニアにはたまらない

ネブトクワガタ、水中に棲むサワガニ、タニシ、アカハライモリ、

巨大なヒキガエルなどについて、捕獲時期や場所だけではなく、

その生き物に関する貴重な情報を解説していただきました。

子どもたちからも「ヒキガエルのイボはどんな形?」など、

たくさんの質問があり、充実したふりかえりができました。

 

【終わりの会】

最後に、山本指導課長より、次回の遊友体験活動やその他の事業

についての紹介も含めたあいさつがあり、開校30周年記念第1回

「遊友体験活動」を閉じました。

 

【生き物とのふれあい】

閉会後には、波多野さんが事前に捕獲したクワガタやモリアオガエル、

活動中に中学生が捕獲したヒキガエルなど、その生き物とのふれあいの

時間が続き、自然や生き物とのふれあいは、子どもたちを夢中にさせる

貴重な体験だと実感するひとときでした。

※希少種については、このあと自然にかえしています。

(ヒキガエル)

(左:アマガエル 右:モリアオガエル)